「名古屋市南区の水道局指定水道工事店 名水工業所の工事ブログ」

 

本日トイレの調子が悪いとご依頼のあったお客様宅へ訪問。先日部品が無くなった昭和の木製タンクでした。タンクなど比較的新しかったのでおかしいなと内部を覗いてみると・・

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なんと現在の部材を加工して修理されていました。正直これでは本来の機能をはたしません。サイホンがロータンク部品を切断してつけられており、引き手の天稟を付け替えたためプラスティックの防水ボックスにヒビが入り出しています。また本来レバーで操作する部品のため引き手を引っ張るチカラへの耐久力はないため早々にちぎれてしまうのは明らかだと思われます。こちらの修理はご高齢で費用はかけたくないと言うことでしたので修理調整で工事を完了し、部品が破損したときには交換してくださいとお伝えしました。

さて製造中止になったサイホンの代替品が本日届きサイズを調べてみたところ、取り付け方法が違い、若干名古屋規格よりサイズが小さいのですがなんとか使用出来そうだと判断しました。

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状況によっては木製タンクと内部プラスティック箱の交換が必要だったり、箱をこの代替サイホン対応に取り替えれば修理可能です。
併せ名古屋タイプのボールタップも10ミリ・13ミリの2サイズ在庫を確保しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サイホンの価格は以前に比べるとやはり予想通り2倍になってしまいますが、トイレの大改造をすることを思えば費用は格段にお安いと思います。
週明けに代替部品の発注とその他入手が難しくなっている木製タンク部材を発注いたします。

しばらくこれらの部材でなんとか修理対応出来そうです。木製タンク修理でお困りの場合には弊社へお問い合わせ下さい。