「名古屋市南区の水道局指定水道工事店 名水工業所の工事ブログ」
先日おおよその水漏れ個所の検討をつけておいた「昭和の木造アパート」漏水修理工事をしてきました。
漏水箇所を確認するため基礎にある通気口を壊し、デジカメを差し込み状況確認をしてみました。見事今回も大当たり、先代の頃まだ継ぎ手が高価なためビニル管をガソリンバーナーで炙り曲りを作った部分からの漏水でした。
出来る限り基礎内の配管を残したくないため建物内への引き込み部分を経験から探し位置を特定しました。この外部のメイン給水管から、屋内配管を切り離しバイパス配管をしていきます。
接続完了!とお部屋内を確認すると和式トイレの水がでません。建物内でどこかでトイレへ枝管が分かれているため、枝部分を探すかトイレへのバイパス配管をする必要があります。なんとなく切断した古いビニル管を触るとあれ??と違和感を感じ基礎を更に開口してみるとソケットと思っていた部分がチーズでした。しかしトイレへは現在の規格にない10ミリビニル管です。でも弊社は大丈夫!先代からの昭和の技術を受け継いでいます。
昭和の技術を使い10ミリビニル管に13ミリを接合してバイパス接続完了。
親メーターを見て漏水が直ったことを確認し補修工事へ。元通りに風窓も取り付けて工事完了です。
大家さんから検針票または領収書をお借りして「修繕工事証明書」よく言う「漏水証明書」を後日作成します。今回は大家さんから現在空き部屋も多く、現在の入居者さんが退室したら解体も考えているため、費用を出来る限り押さえたいというご希望がありました。本来なら部屋内のキッチンを取り外し床を壊して補修したいところですが、弊社60余年の経験と技術を用いての修理対応です。写真を見て頂いても分かるように修理開口した部分も小さく弊社の技術力をご理解頂けると思います。全ての修理がこのように完了出来るわけではありませんが、60余年の技術を信頼して頂き、まずはお問い合わせください。
(名古屋市南区豊田 S荘)