「名古屋市南区の水道局指定水道工事店 名水工業所の工事ブログ」
事前調査で、昨今ないむずかしい漏水修理になるだろうと感じた現場へ本日1回目の漏水調査にはいりました。水漏れ音もなく、悪いことに水回りは建物の左右に分散されていおり、建物外周の土間は厚めのコンクリートで打設されています。さらに古い建物の前に新築を建て中通路で繋いでおり、配管ルートを推測できません。
1時間ほど外部調査や漏水音などを探しましたが手がかりが全くないため、次に配管経路の切り分け作業にはいりました。経験かと外部の状況から配管分岐点の検討をつけ土間を割ります。経験にかなう物はないですね、左右への配管経路分岐がみつかりました。
さらに給水管の状態から、水漏れしているのではないかと思う経路を切断し断水しました。
注水しメーターを確認すると、見事あたりです。後日さらに漏水箇所を絞り込み、水漏れ個所の修理かバイパス工事にするか判断します。それまで漏水側の水回りだけ止水できるように、臨時バルブを設置しました。これで水漏れしていない系統を使用しているトイレ、お風呂、洗面は、湯水を常時使用出来るようになりました。
次回は来週金曜日とお客様とお打ち合わせです。さて次回、出来る限り範囲をしぼりこめるでしょうか?バイパス工事にしても、出来る限りお客様のご負担を軽く出来るように最善を尽くさせて頂きます。
(名古屋市南区戸部下 K邸)