「名古屋市南区の水道局指定水道工事店 名水工業所の工事ブログ」
本日、蛇口交換工事にお伺いし早速取り外しにかかった瞬間!「これはだめだ!配管が折れる」と手の感触で感じました。一旦作業をやめ、お客様に配管が折れる可能性が大きいですとお伝えしたところ、この一角だけ建物の外部に給水管が配管してあり、外部でも修理作業ができると言うことで、折れる前提で蛇口を外しにかかりました。やはりあっという間に異常な感触が手に伝わり蛇口が取れてしまいました。
よく見ると、配管が折れたのではなく、接着剤の接着力不足での配管抜けでした。こうなったらもう1ヶ所ある洗濯水栓も試してみると、今度は外部で見事に外れてしまいました。
HIVP管が出始めた頃に、VP管HIVP管兼用接着剤というものがありましたが、これがどうも接着力が不足しているのか、接着後配管と継ぎ手を逆方向に回すとポロッと抜けてしまいました。ひところこれが原因の漏水事故も多発したのを覚えています。負荷がなければ外れることはありませんので、その当たりはご心配ないく。
外部配管からHIVPに入れ替えをし、改めて蛇口を取付、さらにグラグラしていた蛇口をしっかりと固定しました。
20年ほど前に工事をしたお家でDIYでの蛇口交換事故も、こちらが原因だと思われることが多数あります。DIYでの蛇口交換も安易に考えずに、不安が少しでもあれば弊社へご相談ください。朝一番修理が30分で終わる予定での蛇口取り替えが2時間もかかってしまい、一日の予定が押してしまいました。
(名古屋市南区観音町 Y邸)