「名古屋市南区の水道局指定水道工事店 名水工業所の工事ブログ」

 

先日お見積をしたお客様宅でシャワーバス水栓(TOTO社製 TKGG40E)に交換してきました。ただ作業中に大トラブルが発生してしまい、工事時間が大幅にかかってしまいました。

古いシャワーバス水栓を取り外しにかかり、水側の取付脚を外しにかかると「あれ??なんかおかしいぞ」と感じました。よくよく確認してみると、ユニットバスの蛇口固定用金具がクルクル回ってしまいます。水道管が折れた感触もないし、もしかしたら壁裏で袋ナットを使って金具を固定をしてあるのか?など疑いましたが、こうなると壁裏で水漏れを起こすのは確実です。ただユニットバス裏側からしか固定金具は修理対応ができません。

確認するとありがたい事にユニットバス裏側が土間通路で、お風呂側はモルタル壁だったので、取付位置を測り最小の範囲で壁をこわしてみました。

水道管と取付金具がジョイントされていたのですが、金具の固定が緩かったこと、ビニル管継ぎ手への締め付けが緩かったこと、さらに水栓取付脚が必要以上に締め付けてあった事がかさなり、脚部取り外しで取付金具が継ぎ手から外れてしまっていました。改めて金具と継ぎ手を接続をして新しいシャワー水栓を取付です。

壊した壁を補修し工事完了です。

プロでもこのようなトラブルに見舞われることがあります。それでも経験や知識をもっているので、無理はせず一旦作業をとりやめ、その場で最善の方法を考え対応出来ますが、DIYなどでこのような事故をおこされた場合では、異常が発生していても気がつかなかったり、さらに無理をして傷を広げ修理個所が大きくなり思う以上の工事費がかかることがあります。おかしいな?あれ?と感じたら、作業を続けず弊社へご連絡ください。

(名古屋市南区呼続 N邸)