「名古屋市南区の水道局指定水道工事店 名水工業所の工事ブログ」

 

昨年、給水管地中漏水でバイパス工事をしたお客様からのリピート工事依頼を頂きました。今回は電気温水機の給湯配管入れ替え工事です。給水管バイパス工事の際、車庫内天井配管してある給湯管が経年劣化でフニャフニャに曲がり配管サポート金具も脱落しているため、お客様へ将来的にいきなり破損する可能性があるとお伝えしてありました。今回は工事が難航する可能性もあり二日間の工事予定をしていましたが、順調に作業がすすみ1日で工事完了しました。

耐熱ビニル管(HT)に保温材を巻きさらに上から麻布が巻き付けてあるため、茶色に見えています。

と言うのも、配管材料に耐熱ビニル管(HT管)が使用されているためです。このHTの弱点である、経年による材質の硬化、お湯による形状変形が顕著に表れ、破損するリスクが高いため昨今ではほとんど使用されません。(赤茶色の給湯管をDIYをしようとお考えでしたら、水道工事資格をもち沢山の工事経験者でなければ決して触らないで下さい。簡単に折れます。また継ぎ手をさせない確率が高く修理不能になります。絶対に素人工事をしないで下さい)

今回バイパス工事には架橋ポリエチレン管を使用し、建物構造の都合で入れ替え不可能なユニットバスのみを残し全管入れ替えを致しました。赤い色をした配管が架橋ポリエチレン管です。

 

他社リフォーム時に架橋ポリエチレン管が一部使われ、耐熱ビニル管に接続してあったので、そのリフォーム時の配管に接続いたしました。

給湯器本体まで全て給湯管を入れ替えています。

土曜日に別途依頼のあった、キッチンコンロのIH工事に入ります。

(名古屋市南区内田橋 A邸)