「名古屋市南区の水道局指定水道工事店 名水工業所の工事ブログ」

 

3種間ほど前、水道メーター検針で「漏水しているようだ」と指摘されたとお電話で漏水調査のご依頼を頂きました。ご依頼を頂いた時点で5件の漏水調査のお約束をしていたため、お待ちいただけるならばとご説明しご依頼を受け、短時間の事前調査だけは済ませていました。作業場が1階2階にあり3階が事務所という鉄骨3階建で一階土間は全面コンクリートで駐車場部を含め覆われていました。これは地中漏水だと大変な工事になるなと思いながら、本日漏水調査に入りました。

始業時間すぐにお伺いし、まずは水道メーターを再度確認するとメーターが回っていません!「うん?」と思いながらしばらく見ていましたが、全く水漏れの兆候が見られません。おかしいなと思いながら代表者さんと数分話してからメーターを見ると、今度はゆっくりとメーターが回っています。

あ~この水漏れはトイレだと思い各階のトイレをチェックしましたが、目視では水漏れが確認できないため、一番怪しいトイレの内部パッキンを交換してみました。

INAのタンク蓋に楕円の穴が開いている古い和式兼用便器です。以前に他社がマルチタイプ内部部品で修理交換した形跡があるのですが、かなり以前の修理と判断しました。

これでほぼメーターの周りは止まったのですが、数分みているとほんのわずかにメーターパイロットが動くため、2階のトイレを止水栓で止めてみました。これでメーターのわずかな回転もなくなり、水漏れの原因を特定できました。土間はつりなどをする、大きな漏水修理にならず良かったです。

併せて一階トイレのタンクから便器への管から、タンクを流すたびに水漏れするということで修理をいたしました。

お待ちいただいている漏水調査もあと一軒!こちらは鉄筋三階建ての戸建て住宅です。外部もタイル張りで大きなお家なので、漏水調査も苦労しそうです。