「名古屋市南区の水道局指定水道工事店 名水工業所の工事ブログ」
先日事前調査をしたマンション天井裏からの給湯水漏れの修理対応をしてきました。調査の際に、ユニットバス点検口から漏水箇所は見えるのですが、配管が密集して作業することが出来ません。お客様に廊下側またはトイレの天井開口をするしか修理方法がないとご説明をしご了解を頂いての作業です。
まずは収納からのアプローチで修理できれば一番建物に被害が少なく補修も費用を抑えられると判断し作業開始です。
お客様に事前に収納内にあるものを移動をお願いしてあります。棚を取り外し天井開口をし漏水箇所の確認です。給湯機のバルブを開けたのですが水が漏れてきません。ただトイレ側の木に水の染みが見られるため、確かにトイレ天井から水が漏れたのは間違いないでしょう。
修理方法と手順を決め足りない部材を取りに行った30分ほどでエルボ下部に水滴を確認しました。
銅管20ミリのエルボ接合部分では複雑な作業が全く出来ないため、銅管を25センチ延長し天井開口部近くで作業できるようにしました。ここにポリエチレン管へ変換できるメカニカル継ぎ手を使い修理していきました。
つなぎ込み側はも同じく変換ソケットで接合です。
作業している箇所がはっきりと目視出来ないため銅管接合は極力避け、配管延長の1か所のみにしました。この1か所でさえ接合後点検に10分ほどかかりました。とにかく既設配管が邪魔をしていて、工事している箇所の目視も難しく、工具を扱うのも一苦労しました。何より手を入れる隙間が限られているため工具の保持や配管接合の際に、力が入りづらく苦労しました。通水確認をして漏水修理工事完了です。
天井開口部の補修についてお客様と相談したのですが、収納内の天井ということで化粧板で穴だけ補修したら大丈夫と言うことです。再度工事個所の点検をしたいため、夏季休暇明け一番で点検及び天井補修工事にお伺いします。今日からシャワーが使えるようになったと喜んでいただけました。