「名古屋市南区の水道局指定水道工事店 名水工業所の工事ブログ」
昨日、お電話があり道路に水が出ていると言うことで調査をしました。確かにメーターは回っていましたが、水が出ているのは道路にあるL字溝からでした。建物側からは水が出ている様子が無かったため「たしかに宅内漏水はありますが、道路側は水道本管に問題があるのかもしれませんね」となり、まずは水道局の本管調査をお願いしました。
そうこうして今日お昼過ぎに「止水栓をとめていたら、道路の水が減ったようだ」とお電話があり再調査にお伺いしました。ただこちらのお客様宅は大きなお家で、敷地内にお庭があり通路には全面石張りがしてあるため「屋内漏水箇所と特定は期待できません」とご理解を頂きました。
道路側に水漏れしている箇所には、水道がないと思って居のですが、植木に埋もれて水栓柱があることを言われ、さらに水をためているカメをどかされると止水栓が出てきました。前回に水道があることを言われなかったので盲点でした。探知機で止水栓と水栓柱を調査するとと漏水音が聴こえて気ました。
掘削しようと砂利をのぞくと、植木のある場所以外全面にコンクリート土間打ちがしてあり、漏水音が微弱なのが納得です。コンクリートを割り配管を掘り出し探知機で調べると、かなり近い位置での漏水だとわかり、掘削を続けたところ発見しました。
敷地内で2度の建て替えがあったにも関わらず給水鉛管があり、この1か所から漏水をしていました。悪いことに新しく埋設されたHIVP管が真上に乗っており、さらに石張り通路内です。「石張り通路を壊さないでほしい」と当初要望があり、この時点で修理不能となりました。お客様に状況確認をして頂き、通路を壊さなければ修理出来ないことを伝えたところ「修理を優先してほしい。通路の補修はこちらで考えます」と結論がでました。しかしこの時点で17時直前でもあり、鉛管修理の部材もないことから、応急処置での止水を試してみました。運よく漏水が止まったので、部材確保と弊社の工事予定を調整し再度修理にお伺いします。