「名古屋市南区の水道局指定水道工事店 名水工業所の工事ブログ」
本日午後から、昭和の木造アパートの和式トイレ木製タンク修理をしてきました。今回は二つあるうち、流入側の浮き球がついた部品の劣化が原因でしたが、大家さんと相談し内部部品二つ共交換することになりました。
木製タンクの部品もこの2ケ(写真①、②)以外の木製タンクなどは製造中止になり交換不可能です。この2ケ(写真①、②)も全く同じ形の物を使用するとなると、受注生産のため売部材価格が高くなります。代替品でも修理可能ですが、流入側のボールタップには、現行規格13mmとちがう10㎜と言う昭和のサイズがあります。この場合はかろうじて入手できる同じ部材か水道管を現行規格の13mmに変換工事が必要となります。
今回ボールのついた部品①は、10mmサイズだったので同じタイプの物を使用し、②の部品は代替品を使用し修理をしました。
併せて空き部屋になっているトイレを止水し、木製タンクを取り外しました。取りはずしたタンクは部品どりのために保管していただくよう大家さんにお伝えいたしました。
日ごとに旧規格の部材入手が難しくなり、木製タンクの修理が難しくなってきています。しかし費用は掛かりますがタンク全てを現行樹脂タンクへ交換は可能ですので、木製タンク修理でお困りの際には、一度弊社までお問い合わせください。