「名古屋市南区の水道局指定水道工事店 名水工業所の工事ブログ」

 

2階パイプシャフト位置変更になり、新たなシャフト位置が決まらず屋内配管に着手できない状況でした。やっと先日、お施主様(兼建物設計)と工務店、弊社で協議をし変更位置が確定しました。1度目は基礎をクルクル床下で回し洗面台裏にパイプシャフトを設けるというもの。これは汚水、雑杯2系統を床下で複数の曲がりを使い配管するため、下水つまりが発生するリスクが高く、工事責任は負えないことを伝えました。2度目の変更位置では大きな梁があり配管勾配や配管の太さを考慮すると、天井高を15センチさげることになると説明いたしました。天井高は確保したいということでさらに位置変更です。3度目は冷蔵庫を置くスペースが狭くなってしまためこちらも却下です。そして最終的に最初のパイプシャフト予定箇所からほぼ正面にある壁内で配管を立ち上げることになりました。そのため土台をほぼ欠いてしまうことになることはしっかりお伝えしましたが、お施主様(兼建物設計)からOKとのことで、本日土台欠きをしてきました。少しでも木部を残すようにと作業したため半日少しかかってしまいました。ふ~明日はここへプレ配管からなんとか延長してこなければ・・・。

設計変更は、上棟後にすると、設備配管で建物を大きく痛めることになります。注文住宅を建てられる場合には、十分考慮してください。