「名古屋市南区の水道局指定水道工事店 名水工業所の工事ブログ」

 

この数週間で、海外水栓の水漏れ修理依頼が2件つづきました。今回はドイツブランドのGROHE(グローエ)です。2014年4月からは、GROHE(グローエ)のアフターメンテはINAXが修理担当しています。

今回、工務店さんから他社施工のシャワーブースについている「埋め込みタイプシャワーの水が止まらない」と修理依頼がありました。現地確認をすると、かなりの水漏れで緊急性もあり、グローエの問い合わせから修理対応依頼をし、即日INAXから受付および経過FAXが流れてきていました。FAXには「部品を発注し、工場からの入荷待ち」と記載されていました。その後1週間待っても訪問日決定の連絡がありませんでした。当然お客様および工務店さんからはお怒りのお電話を頂きました。

こちらから改めてメンテへ経過を問い合わせると「日本中をさがしたけど部品がない。」とのこと・・・(それならば、分かった時点で連絡をしてもらいたかったです)。部品を日本で製造中なのか?ドイツからの輸入なのか?明確な回答がありませんでした。こうなると修理完了はいつになるか分からなく、お客様および工務店さんからは「水漏れ量が増えてきている。なんとか水だけでも止まらないか?」と強い言葉を頂きました。また、メンテからは「応急処置はできません」との回答で絶望です。

もう弊社で止水だけでも対応するしかないと、見た目は無視し、修理まで持ちこたえるだけの応急処置案を工務店へ提案をし、本日対応をしてきました。普及タイプのシャワーホースに、これまた普及タイプのクリックシャワーを取付け、シャワーのボタンでとりあえず止水をしました。夏場ということでシャワーホース・ヘッドを撤去しての止水が出来なかったための対応です。

どれだけの期間、修理対応完了までかかるのか分かりませんが、ホースが破裂せずに持ちこたえてほしいものです。明日は他社海外水栓のトラブルをブログアップします。