「名古屋市南区の水道局指定水道工事店 名水工業所の工事ブログ」

 

昨年より新たなお取引が始まった、総合建設会社から30年ほど前の注文住宅の水漏れ修理ご依頼がありました。本来ビル、工場や箱物を施行している建設会社ですが、施主様からの強いご要望があり30年前に施行したとのことでした。そのため住宅を施工する水道工事店は建設会社とは切り話され、施行現場近くの指定水道工事店が工事したという説明でした。

午前8時30分よりまずは水漏れ個所の特定作業を開始。建具の濡れ方やその他経験から2階洗面給湯管取り付け部が怪しいと判断し、2階洗面台を取り外し給湯管部分を開口。給湯管の被覆を切り取ってみると銅管と被覆の間を階下から水が吹き上がってきました。

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これは給湯管漏水で一番難しい「被覆内漏水(白いカバー内での銅管破損水漏れ)」と腰を据え水漏れ個所特定です。次は天井を破り被覆を剥がすと更に1階の方から水が吹き上がってきたため、次は1階の洗面台を外し壁を開口。

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すると今度は被覆外部を2階方向から水が流れてきていました。どうもカガミ裏辺りに漏水個所があるのを特定したところで、さらに壁を傷めるよりバイパス配管が最良と思い、お客様と建設会社担当者へご説明その場で入れ替えを了解をいただけ作業開始です。一人では本日中の修理完了が難しいと思い同業者へ緊急応援要請をしたところ、ありがたいことに午後から一人仲間が応援にきてくれました。洗面台下の床をめくり、給湯配管バイパスの取り出しをし1階及び2階洗面台へ架橋ポリエチレン管で入れ替えをしました。

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配管施行完了後、開口部の復旧と取り外した洗面台の再取り付けをして工事完了です。なんとか17時ぎりで終わりホッとしました。

(工事発注建設会社: F建設 施工場所:日進市五色園)