「名古屋市南区の水道局指定水道工事店 名水工業所の工事ブログ」

 

弊社チラシからのお問い合わせで。「お風呂を流すとお隣の土地へ水が流れ出しているので見て欲しい」とのお問い合わせがありました。事前調査で排水マスの配管接続部にある穴から水が出ていると判断し、お客様のご都合に合わせ本日工事に入りました。

まずは既設コンクリートマスを壊していきます。事前調査でも、エルボがついている下流側の配管位置がどうして真ん中にないのだろうと思っていました。壊していくうちにその理由がわかりました。建物側に大きなコンクリートの昔の基礎かなにかあり、位置をずらしてマスを設置していました。確かにそのコンクリートを取り除くのは大変だなとおもいながら更に作業を続けていました。

下流側の防臭用エルボをはずそうとしたところ。「あっ!」一瞬真っ青になりました。なんの抵抗もなく40センチほどの配管と一緒に抜けてきてしまいました。

悪いことに抜けた辺りは、ブロックを積んだ上にコンクリート板を載せた段があり、さらにエアコン室外機が乗っています。なんとかこのまま接続できないか抜けた先を覗いてみると、ワンサイズ大きな配管が、なんとか手が届く所に見えました。この辺りの土の色や汚れをみると、ここが一番の原因ではないかと思われます。

継ぎ手が刺さるよう廻りのモルタルなどを取り覗き配管延長出来てホッとしました。樹脂マスでの入れ替えを予定していましたが、現在の状況から急きょ予定変更、別材料を取ってきて配管直結で対応しました。

埋め戻しをして工事完了です。1~2日ほど使用して頂き、お隣にお水が流れ出ないか確認をお願いして帰社しました。

(名古屋市南区道徳新町 S邸)