「名古屋市南区の水道局指定水道工事店 名水工業所の工事ブログ」

 

先日1階車庫に水が落ちてくるお客様宅で修理工事をしてきました。事前調査から壁に埋め込まれている、木製タンク専用の止水バルブからの水漏れと判断していました。

早速、バルブ辺りの壁開口をし、水漏れ場所を確認しました。袋ナットではなくバルブ本体部分からの水漏れです。しかも今は規格廃止になった呼び径10ミリという昭和のサイズが使われています。

バルブが鉄骨と壁を支える木に挟まれて袋ナットが回らないのと、古い10ミリ規格バルブのため露出でのバイパス工事することでお客様に承諾を頂きました。道具の入らない狭所でのビニル管切断なので、○○○○○を使用しました。

さてタンクへの給水管繋ぎ込みをしようと管を切断すると!あれ?なんかおかしいとタンク廻りを確認してみました。なんとタンク取付用の木枠が外れそうになってました。軽く手でひっぱるとポロッと壁から取れてしまいました。排水用の金属パイプで持ちこたえていただけで、いつタンクが落下してもよい状態でした。

補強板をいれ、在庫していた木枠を取り付けます。

タンクを載せ給水管を施工し工事完了です。止水用にボールバルブをつけてあります。

お客様にお話をお伺いすると、以前ポストに入る磁石のところへトイレ水漏れの修理を依頼されたそうです。その時にタンクを取り替えて行ったそうです。タンクが新しいなと思っていたのですが、タンクを載せ替えているならその時には木枠の状態も分かっていたと思います。さらに工事費をお伺いしてビックリ!今回同じ金額請求してもいいですか?と冗談をいうと、「いいよ」とお客様も笑っておられました。

さらに追加工事お見積依頼もいただきましたので、週明けにカタログ等を持ってお話にお伺いしたいと思います。

(名古屋市南区豊田 T邸)