「名古屋市南区の水道局指定水道工事店 名水工業所の工事ブログ」
先日から入っている耐震改修リフォーム現場で、排水管入れ替えで掘り出した古い管の産廃場搬入前の作業をしてきました。自分が搬入している産廃中間処理業者さんは重さでなく体積での料金になるため(トラックの荷台一杯等)、配管のように空間があるものは、切断などをしてかさ減らしをします。今回掘り出した排水管(※.1ライト管呼び径100ミリ)約10メートルほどを半分に切断し半円状にしてから、さらに30センチほどに細かくして土嚢袋に詰めました。
土嚢袋3袋に収まったので、これで処理費用もかなりお安くなります。こんなことでもお客様の費用負担が軽くなるので、作業の合間にがんばってこなしています。明日は久しぶりに取り外した器具の分解分別をする予定です。
※.1(ライト管)先代時代の1970年代にあったオイルショック時に、当時名古屋では主流だったSU管(肉薄管、現在の呼び径と同じですが、実寸直径が小さいのでVU.VPとは互換出来ないものです)と使用され始めたVU管の入手が困難なころ、現状VU管の呼び径と同じサイズで作られた肉薄の管をライト管と呼んでいました。雨どい用の配管とも違い、最近の職人さんはご存じないと思います。肉薄のためツルハシやスコップを強くさすと割れてしまいます。加熱での加工が簡単だったので、トーチランプでのソケット加工が多い配管です。同じように当時は再生管というものもよく使われていました。こちらも肉薄ですぐにパリパリとわれてしまうものでした。この当時はVU専用継ぎ手と言うものがなくVU-DV、DT継ぎ手を使用していました。