「名古屋市南区の水道局指定水道工事店 名水工業所の工事ブログ」
先代の頃には、よくあった木製タンク落下事故ですが、今回は経年劣化に耐えられず木製タンクが落ちてしまった昭和の借家へ修理に向かいました。7月25日に、オーナー委託の管理会社から連絡が入り緊急止水工事対応をしました。タンク修理などは激込み週だったこともあり日程がとれないため、お待ちいただくか他社へご依頼いただきたいとお伝えしたところ「弊社予定でよいので待ちます」とのことで本日修理工事にお伺いしました。
金属の洗浄管が折れタンクが落下したため、管理会社がタンクをアングルを取り付け載せてある状態です。
木製タンクを下ろして状況の確認をしました。サイホンが折れているのと、タンク部品の組み込みが「う~~ん」でした。
木製タンクもボロボロで崩壊寸前です。崩壊寸前の木製タンクや内部部品を交換調整しました。
あと数個の在庫となってしまった貴重なタンク壁固定用の木製枠を取り付けます。今回タンクが落ちたのはこの木枠が壊れたのが大きな原因でした。
着手前から嫌な予感がしていたのですが、洗浄管(金属の棒)を取り外そうとすると、コンクリート土間下にある便器接続用のゴム製の部材が取れてしまいました。便器前のコンクリートに割れが入っていたので、すでに長い年月水漏れをゴムの劣化で水漏れをしていたのでしょう。これも緊急追加交換工事です。現在このゴム製部材(ゴム曲り)は入手できないため、○○(企業秘)で代替修理をしています。
緊急止水工事から水道管を再接続し和式トイレタンクおよびゴム曲がり交換修理完了です。
とにかく使用できるようになり一安心しました。