「名古屋市南区の水道局指定水道工事店 名水工業所の工事ブログ」

 

本日もホームページからのご依頼です。今週月曜日にブログから木製タンク修理のお問合せメールを頂きました。5回ほどメールでの質疑応答をしたところ修理ご依頼を頂き、本日修理対応をいたしました。

なんでも他社で見積もりを取ったところ、高額だったため疑問に感じネットから弊社ブログを見つけてお問合せを頂いたそうです。お約束の時間にお伺いし修理着手をいたしました。

着手前です。タンクが傾いていて、壁から脱落しそうな状態でした。

タンク内部品の交換をします。木製タンクの内部には水をためるためのプラスティック製または樹脂製の箱が入っています。今回はプラスティック製の箱が入っていました。これが曲者で経年劣化で最新の注意を払わないと、部品を取り外す際すぐ割れてしまいます。この中の箱は現在入手不可能なため、割れたりヒビが入ると、現行代替用タンク全体の交換となってしまいます。

古い部品も無事取り外しができ、新しい部品に取り換えました。昭和の古い木製タンクには、現在使われていない呼び径10ミリの給水管とボールタップが使われています。この10ミリ規格の水道管と木製タンクを接合するのには専用アダプターを使用するのですが、最近はシールテープを使用し取り付けられています。実際は一般に市販されていない専用パッキンがあり、弊社では正規の工事方法で施工をしています。

タンクが傾いていた原因も修理をしてから、取り付けをして修理完了です。

工事後お客様とお話をしたところ、他社のタンク脱着作業のみの工事費が、弊社の部品代、工事費込みの金額でした。すべての作業金額を聞いて弊社の3.75倍だったことに驚いてしまいました。

木製タンクの修理は弊社までお問い合わせください。