「名古屋市南区の水道局指定水道工事店 名水工業所の工事ブログ」

 

6年前ホームページから木製タンク修理のご依頼を頂いたお客様からリピート修理を頂きました。今回で3度目の修理対応になります。

今回もメールでご依頼を頂き、添付写真で水漏れ状況をお知らせ頂いています。そのご訪問日時などすべてメールでお打ち合わせをし、本日修理にお伺いしました。

懐かしい昭和のタイルづくりのお風呂です。

ご依頼内容は、壁に取り付けられた蛇口付近からシューシューと水漏れ音がし、壁から水が垂れていると言うことです。メールで写真を確認した時には、古いビニル管継ぎ手の破損を疑い時間のかかる修理工事になるだろうと思っていました。

タイル壁内部の継ぎ手を確認するため蛇口を取り外してみると、「あれ?なにか継ぎ手がおかしい」と感じました。触ってみるとポロっと取れてしまい、よく見るとゴムパッキンです。蛇口側を見るとシールテープまたはこの当時は止水の用麻ひもが巻いてありません。もしやと思いテスト用プラグを取り付け注水確認をしてみました。

水漏れ音も止まり漏水の兆候はみられません。このゴムパッキンが取り付けて止水していたのが水漏れの原因だったようです。内部の継ぎ手を見ると、今では使用されなくなった給水銅管でした。現在この給水銅管と同等の規格サイズはなく完璧な修理不可能なため(代替応急接続は可能です)、取り付けでの水漏れで良かったです。

取り付け部を延長して蛇口を取り付けました。壁から出た部分には化粧座金をはめ見た目にも考慮いたしました。

今日一日と使いタイルの壁を壊して修理をする予定でしたので、到着後40分ほどで修理完了してしまいまた。そのため他に訪問予定を入れていなかったので、本日は午前で終業です。